十月の花嫁

書いた順で言うと、第六話。
収録されている中では最後に書いた話です。
つまり、第三話が「眠れない夜は」になるわけですが、
あんなモノ書いてしまったものだから、某氏や某氏から
「このふたりはラブラブでいいョ!」とご意見を頂き、
この話は「甘く」することを目標に書いたもの……
でした。当初の予定は。
要するに、無理だったんです。私には。
ちゅーのフリでカンペキリードする公隆でも書こうと
思ってたんですがそんなもの
こっ恥ずかしくて書けませんでした
ということでその辺はキレイさっぱり端折られ、
ラスト付近は微妙に色気のない展開へ。
多香子さんの策略家っぷりがメインとなりました。

この模擬結婚式設定自体に無理は感じますが、
展開は上手くいったので満足。

実は烏楽さんが私が書けなかった部分の穴埋めに
なりそうな小説を書いてくれたりしまして、
これが血反吐吐くほどいい出来なんですが…
いつか披露するでしょう、きっと。