CANDY×GAME
- the glory day -


ComiCon京都Xmas'06にて配布予定の冊子。
ちーと早すぎですが内容を少しばかり公開しておきます。
モノは一応単体で読めるようにはなってますが、
どうせなら一話を読んでからのほうがよろしいかと。
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あらすじ。
クリスマス前2日間のアルバイトを強要される公隆。
破格ながらその条件は甘いものではなかった。
「……やってやろうじゃねぇか」
アルバイト10日前。クリアする為、彼は一計を案じる。
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部分抜粋。
俺のセリフに笑いながら、彼女は外していた手袋をコートのポケットから引っ張り出した。
――………!?
手袋に覆われる寸前、ふと目に入った彼女の手にぎょっとする。
左手の中指、雪の光を反射して銀色に輝くそれは、――どこをどう見ても指輪で。
思わず、その手首を取った。傷のないシルバーリング。本当に輪っかだけのシンプルなデザインで、それでもそこそこ質は良さそうに見える。
俺の唐突な行動に驚き、一瞬訝しげな顔をした彼女は、俺の視線がどこにあるかを悟ると、少し恥ずかしそうに笑った。
「――……これ、昨日もらったヤツ。似合わないよな」
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抜粋部分がバイト関係ない上に恋愛色全開みたいですが、例によって桂瀬が書くようなモノなので…その辺はどうかな、という感じです。

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